抗酸化食品の献立レシピ
最近、食事でアンチエイジングを考える人が増えてきているようで、アンチエイジングを意識したメニューが人気のお店もあるそうです。どんな食事がアンチエイジングになるのかというと、抗酸化食品(ここでは抗酸化作用に効果があるとされている食品という意味)とされる食材をふんだんに使った料理で、亜鉛やアスタキサンチンなどの抗酸化作用に効果があるとされる成分が多く含まれていることが特徴です。
抗酸化作用に効果があるとされている成分は結構数が多くて、それらの成分を含む食材も様々です。数種類しかないなら献立作りも苦戦しそうですが、たくさんの種類の野菜などの食べ物があるので、毎日の食事に手軽に取り入れることが出来そうですね。
抗酸化作用に効果があるとされている食品
抗酸化作用に効果があるとされている成分は30種類以上あるようですが、一般的に浸透している成分として、亜鉛、アスタキサンチン、オレイン酸、アントシアニン、アリシン、ルチン、ラクトフェリン、ぼりフェノール、β-カロチン、フラボノイド、フラバンジェノール、ビタミンA・B6・E、サポニン(大豆サポニン)、グルタチオン、カカオポリフェノールなどでしょうか。これも全てではないので、野菜、肉や魚、牛乳や緑茶といった飲み物までと、実は普段何気なく食べている食事にも含まれている食材が非常に多いですね。もちろん中には、桑の葉や松の皮といったあまり手軽に食べれないような食材もありますし、旬の季節でしか食べられない食べ物もあります。また、一つの食材に、複数の抗酸化作用に効果があるとされている成分が含まれている食べ物もあり、ココアやほうれん草、大豆や納豆などもその一つです。
抗酸化食品でレシピを考える
抗酸化作用に効果があるとされている成分を含む食材は肉類や野菜だけではなく、ゴマや油などの料理に使用する材料でも多く含まれています。メイン料理に抗酸化食品を使うレシピやちょっとした小鉢や炒める際の油に抗酸化食品を選ぶだけでも、手軽に毎食の料理に活用することが可能ですね。
例えばこんな一日の献立メニューを考えてみました。
☆朝ごはん:チーズトースト、牛乳、ゆで卵とブロッコリーのサラダ、グレープフルーツ、ヨーグルト
☆昼ごはん:蕎麦、茄子の漬物、冷奴(豆腐)、緑茶
☆夜ごはん:秋刀魚の塩焼き、味噌汁、ほうれん草のお浸し、玄米ご飯
この中にいくつ抗酸化食品が含まれているでしょうか?答えは全部です!ビックリですね。まだまだ選びきれないほどの数の食品があります。
蕎麦には海苔や浅葱(あさつき)を加えれば更に効果が高まりますし、味噌汁の具に抗酸化食品を追加すれば一層良いでしょう。
ちょっと考えただけでもこれだけのレシピを決めることができましたので、ぜひ今夜の献立から取り入れてみてはいかがでしょうか。