幼児の肥満対策
最近スーパーなどに買い物に行って気になるのが、肥満気味の幼児です。僕が子供の頃、あんなに肥っている子供はいたっけ・・・?記憶をたどる限り、同じ年で肥満だと思えるこは1人か2人くらいでした。しかし最近の子供はどうでしょう。パンパンに膨れた足、まん丸過ぎる顔。どこから見たって立派な肥満体形です。
子どもにとって、栄養管理や食事制限など簡単に出来ることではありません。だって成長期ですもん、お腹が空いてばかりです。成長期の子供の場合、摂取した食べ物はすぐに栄養として消費されてしまいます。ではなぜ、あんなに肥満気味な幼児が増えてしまっているのでしょうか?
原因1:運動不足
テレビゲームの普及により、昔のように元気に遊び子が減ってきています。遊び場の減少もあるでしょう。僕が子供の頃は、外で遊ぶのが楽しくってしょうがなかったです。外で走り回って遊んでいた分、エネルギーも自然と消費しますし、手元にお菓子もなかったのが良かったのでしょうね。
僕の地元の海では、サーフィンに夢中の子供たちがたくさんいます。彼らは筋肉質で無駄な脂肪がない理想的な体形です。どんなスポーツや遊びでも良いので、子供が夢中になれる運動を持たせてあげることが、楽しく理想的な体形を維持するための第一歩だと思います。
原因2:偏った食生活
共働きの家庭が多い現代、子供の食事バランスはつい偏りがちになっています。子供にお菓子を与え過ぎる甘い親が多いのも原因の一つです。
スナック菓子やインスタント食品は糖分・塩分共に多く、食べ過ぎれば肥満の要因となりうる食品です。毎日適量のお菓子を食べる程度なら、影響はないでしょうが、何種類ものお菓子を好きなだけ食べる幼児もいるのが現状です。「欲しがるからつい」とか「お腹が空いて可哀相」と思うのであれば、普段の食事で調整したり、与えるおやつにも気を配ることが大切ではないでしょうか。
いつか糖尿病に・・・
糖尿病は治りません。なってしまった子供のこれからの人生に、大変な重荷を背負わせてしまうことになります。そうならないような生活をさせることが、幼児期の子を持つ親の勤めだと考えます。
親の正しい知識と強い気持ちさえあれば、元気で健康な毎日を過ごすことが出来ると思います。