Home > エコ(ECO) > お風呂のお湯を無駄なく再利用

お風呂のお湯を無駄なく再利用

海外に旅行に行くと「ここはやっぱり海外なんだ」ってことを気付かされる場所、意外とお風呂だったりしませんか?僕はいつも海外に行くたびにいつも思うんです。なぜかと言うと、それはバスタブにシャワーが付いているからなんです。バスタブと洗面所の境にシャワーカーテンがあり、シャワーを浴びるのはバスタブの中です。バリのような熱い国に行くとさほど不便さを感じないのですが、以前カナダに秋に行った時にはすごく不便に感じたのを忘れません。寒いとつい湯船に浸かりたくなるもんで、ホテルの浅いバスタブにお湯をはりました。そもそもそんなにリラックス出来る作りのバスタブではないのですが、不便なのはここから。髪や体を洗うのには、一度湯船のお湯を捨てる必要があるのです。つまりシャワー後に湯船に再度浸かることが出来なくなってしまうわけです。使い放題のホテルであれば水道・ガス料金を気にする必要はありませんが、それでもエコじゃないですよね。オーストラリアのように水資源が貴重な国では尚更です。

話がちょっと外れてしまいましたが、日本での毎日の生活でも水は大切です。湯船に使っただけの水を捨ててしまうのはもったいないと思いませんか?我が家では出来る限り残り湯を再利用できるよう考えています。一番簡単なお湯の使い道ですが、身体や頭を洗うのに使うことです。我が家のような夫婦だけですと、二人が入ったくらいではそんなにお湯は汚れません。だから後にお風呂に入った方が残り湯で頭や体を洗います。洗面器で毎回汲み取って使うので、なかなか腕の筋トレにも最適です(笑)。
残り湯も量が少なくなってしまうと汲み取るのが一苦労ですし、身体を洗ったりするためだけでは残り湯が使いきれないと思います。そんな時は、お洗濯に使いましょう。洗濯機とお風呂場が離れているお宅では難しいですが、今の洗濯機にはほとんど汲み取り用の自動ホースも付いていますので活用しましょう。我が家は残り湯も少ないですし、洗濯に使用するのは最初の洗いのみです。水汚れが気になる方も洗いだけならOKではないでしょうか。

これで我が家の残りはほぼ売り切れになるのですが、大家族の湯船は結構悲惨な状態だったりで洗うのも選択にも不向き・・・ってこともあるはずです。ちょっと大変ですが、そんな場合は庭や植木の水まきに使用しましょう。入浴剤を使った場合はダメですが、人の垢や毛なんて関係ないから大丈夫ですね(笑)。

日本は比較的水不足で困ったことがない国かもしれませんが、当たり前の資源だとは思わずに無駄なく大切に使おうと思う気持ちが大切ですね。