自分に最適の英語学習法を探る
私の高校時代の英語の成績は2〜3と普通以下の成績でした。英語は嫌いじゃないし、むしろ英語を話せるようになって海外で仕事をしたいと考えていたほどです。だけどどうにも成績はアップしないし、授業に付いていけているのかも謎でした。
学校を卒業してしまうと、英語を勉強する機会なんて皆無。自ら時間を作って勉強しないことには英語のための時間は存在しないわけです。だけど悲しい話ですが、英語をちゃんと身につけたい!って思うようになるのって、意外と大人になってからではないでしょうか?仕事で英会話が必要になったり、お金に余裕が出来て海外旅行で英語をしゃべりたいと考えたり。しかも学業から離れてずいぶんたってから思い立つもんで、中学高校の基礎英語すらままならない感じの英語力・・・。始めないことには始まりませんから、とりあえずみんな何かしら良さそうな勉強法から始めていますよね。たとえば英会話スクールに通ったり、本屋で英会話の本を買ってきたり、海外の映画やニュースを観ながら考えてみたり。私が本気で再度勉強しようと思い立った時は、高いお金を払って英語の専門学校に行きましたっけ。
どんな勉強法でも、自分にあった勉強法であればぐんぐん伸びていくはずですね。だからこそ、自分にあった勉強法を見つけることこそが英語習得の最大の近道なんだと思います。現に私は今まで10年間くらい、色々な勉強法に手を出しましたが、どの勉強法も長続きしないという散々な結果でした。中でも個人的に一番手を出しやすく、費用対効果の得られない勉強法は「本を買って読む」方法です。本を買って勉強するのが悪いわけではないので誤解しないでくださいね。あくまで私個人の結論であり、今までどれだけの数の本を買ったか定かではありませんが、最後まで読み切った本をなければ、ボロボロになるまで熟読した本もありません。。
なぜ本を買って勉強するのがダメだったのか考えてみました。流れとしては、本屋で立ち読みをして色々見てみる→良さそうな本を買う→通勤電車や家にいる時間に読む・・・です。社会人ですから、通勤時間に読むことが一番無駄なく効率も良いと考えていました。今思えばその「空いた時間で」が良くなかったように感じます。電車の中では声に出すこともなくひたすら文字を目で追いますが、これでは習得も出来ない上に眠気を非常に誘うわけです。上達している実感や達成感も得らないことで続ける意欲が薄れ、終いには本を持ち歩くのをやめてしまうわけです。こうした「買っては読まない」を続けてきた私ですが、これらの本から得られたものはほとんどなかったと思います。