憧れの海沿い生活
究極の夢・・・それは海沿いで暮らすライフスタイル
大抵のサーファーなら一度は考えたことがある、海沿い生活。
出勤前、日の出と同時に海に入り、人の少ない海で存分に波乗りを満喫する。早めに仕事の終わった夏の夕方は、汗を流しに海に向かう。
休日、疲れた体をゆっくり休めてからの遅めのサーフィンもよし、波が良くなければ釣りも楽しめる。近所の仲間とのバーベキューは日常茶飯事。運転の必要もなければ気兼ねなくビールも飲める。
こんな生活を夢見ているのが、海沿いへの移住を切望するサーファー。九十九里海岸沿いの道路を走っていても、こんなうたい文句の不動産広告をよく目にします。
僕が千葉の外房エリア、一宮町に住んだのはまだ1年ほど前。元々実家が千葉の市原だったので、高校生の時にサーフィンを初めてからずっと通いでサーフィンを続けてきた。僕は職場も市原なのだけど、既に一人暮らしだったし、夜中起きて早朝サーフィンする(仕事前に海にわざわざ来てたわけ・・・笑)のは楽ではなかったので、海沿いに引っ越したいとは思っていたけれど、決して遠いわけではなかったので、なかなか本気で引っ越す決意は出来ずに同じ生活を繰り返すこと数年・・・。
そんな僕の引っ越すきっかけになったのは、半年前に結婚した奥さん。彼女もなかなかのクレイジーで、サーフィンを初めてやった翌日に、来たこともない千葉の一宮町にある賃貸アパートの物件をネットで探し内覧したと言う。ここがサーフィンのメッカだとも知らず、路線図で勤務地の東京に通えると恐ろしい判断を下し、その1ヶ月後、サーフィン歴約5回の初夏に一宮町に移り住んだ。
彼女の夢見た生活は、まさにサーファーが描く夢と同じだったけど、パドリングもろくに出来ずに引っ越す突発性には脱帽した。余談だけど、彼女と知り合ったきっかけは友達の友達だったわけだけど、僕はそのずいぶん前に彼女を海で見ていた。僕のホームポイントの目の前に引っ越してきた彼女のホームPも必然的に同じになったからだけど、初めて見たのはサイズ頭オーバーのかなりヘビィな台風シーズンの日、案の定溺れそうなパドリングで必至にゲットしてた。だから忘れられなかった、邪魔だったし(笑)、こんな海に入らせる彼氏が一緒ならどんな奴だ?って思ったんだけど・・・一人だった(汗)。
何度もゲットして波待ちするんだけど、セットをくらってはビーチに流されていた。
こんな子が彼女ならデートが波乗りでも怒らないだろうなぁ・・・と思った。僕的には運命の彼女だったと掘り出し物を見つけたラッキーな気分だったが、結婚して今もいつも一緒に波乗りを楽しんでいるが、最近ではすっかり僕の鬼コーチである。「今の体勢がおかしい!」「なんでカットバックしたの!」と厳しい激を飛ばす・・・。
そんな彼女の体験談も参考に、海沿い生活について考えます。よく友達に聞かれるのが、
1.都内へ通勤は出来るのか
2.賃貸はどんな状況なのか
3.土地の値段や現状について
4.生活はし易いのか
などです。家族を連れて永住を考えてる人も多いと思いますので、サーフィン以外の普段の生活についても気になるところですよね。
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