Home > 家を建てる > 最近の土地事情

最近の土地事情

千葉県住宅地上昇率ランキングベスト10で2地点が県内7位・8位にランクインした一宮町の土地事情はどうなのでしょうか?
僕もつい最近のことですが、念願の土地を無事に購入し、現在新居を建設している最中です。
数年間も一宮町に住んでいる僕には、周りはどこも空き地だらけのように見えていたので、焦らなくても好きな場所に買えるだろうと思っていました。しかしそれは大きな間違えだったと、実際に土地探しを始めて気が付かされたのです。。

きっかけは1件の中古物件

僕の住むアパートのすぐそばで、小さな中古の家が売りに出ているのを見付けました。通勤路の道沿いだったので、売りに出したその日に気が付きました。
「こんなボロい家、なかなか売れないんだろうなぁ」と思っていた矢先です、わずか1週間でその家は売れてしまったのです!そのあまりの早さに驚き、自分達も調査だけでも始めようということで調べてみることにました。
ネットで色々検索してみると、家の近くで新規売出しという物件を発見しました。詳細だけでも聞こうと不動産屋に電話してみて唖然。「すみません、つい昨日ご成約いただきまして」
負けてなるものかと、近所の不動産屋を3軒ハシゴすることにしました。そこで仰天の事実が発覚したのです!

  • この一帯だけ地価が上がっている
  • サーファーや定年したシニアに人気があり、すぐに売れてしまう
  • バブル時代に購入した土地が多く、それらはほとんど売り出されない

数軒の不動産屋さんと話し、数日間ずっとショックだったことは今でも忘れません。好きな場所なので、一生ここに住もうと決めていた思いは叶わないのか?!と・・・。
最終的な結果は先ほども書いた通り、僕たちは地域密着の信頼できる工務店と偶然出会えたおかげで、無事に良い土地を見つけることができましたが、この先どんどん人気エリアでの土地探しは難しくなることは明確です。10年もすれば、湘南や鎌倉のような状態になっているかもしれません。

土地の値段

数年前まで1坪5〜6万円だった土地も、現在では9万円前後が多くなりました。もちろん、人気エリアほど高騰しているのが現状のようです。

買えない土地と売れない土地

このような地価の高騰には、バブル時期に購入された土地が大きく関係しているそうです。
現在の人気エリアの地価はバブル当時1坪40万円したところもあったという話で、それらの多くは都内に住む富裕層やバブルの恩恵を受けた一部の人たちによって買われたものがほとんどのようです。
バブル崩壊後、土地の値段は急激に下落、現在の値段まで落ちてしまったわけです。ここで重要なのは、この一帯の土地には、固定資産税がかからないという点です。土地の評価が低いためだそうですが、高額で購入した人々は、今さらその土地を売る理由がないわけなのです。
売っても差額分は取れない、固定資産税もかからない。だったら孫にでもくれてやるか、そういった土地が非常に多いのが現状です。
一見空き地だらけに見えるのですが、残念ながらそれらは買えない土地なのです。


関連リンク:
憧れの海沿い生活 ・・・ 家のすぐ前に広がる海、少し歩けばそこはビーチ。海沿いだから出来る日々の生活
サーファーの人気エリアは? ・・・ サーファーに人気の千葉ですが、どこが一番人気なのでしょうか
都内への通勤 ・・・ 実際に通勤している人に話を聞いた、驚きの結果とは