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田舎と都会、どちらの方が裕福な生活が出来るのか

都会に比べて「生活するのに必要なお金が安い」と思われがちな田舎ですが、僕個人の意見としてはそんなに大差ないと思っています。
もし野菜などの食料品が安いとしても微々たるものでしょうし、利用客が多い分都内の激安スーパーの方がよっぽど安いと思います。比べて安いとすれば家賃ぐらいでしょうか。数万円の差は大きいですが、その分ぐらいは車で吹っ飛んでしまいます。一時期のガソリン高騰の際に、都内ガソリンスタンドの利用客が「高いので今は少ししかいれません」などと話しているのを見ましたが、田舎での車は生活必需品ですので、どんな状況だろうと使わないわけにはいかないのです。一人一台が当たり前の田舎で、車による家計の負担は相当なものです。

とはいえ、お金の面だけで裕福な生活を判断して良いとも思えません。お金が何よりも一番好きな人種も沢山いますが、中には「自分自身の人生への満足度」が裕福な生活をしているかの判断基準にする人たちも存在します。そういったお金以外の判断基準で図ろうと考えると、これは人それぞれ違うものであり、個人差があるわけです。僕の場合、趣味のサーフィンが思う存分出来る環境で、大切な家族と一緒に過ごせることが一番の幸せです。だから僕自身、「俺ってイイ生活してんなぁ〜」と満足してしまいます。周りがどう感じるかという問題ではないのですね。このままおじいさんになり死ぬ時だって、良い人生だったと言えそうな気がします。
田舎という場所で満足出来る仕事に就くことが非常に難しいことですが、それでも最大限納得の出来る選択をすることぐらいは可能だと思います。

仕事が大好き(=お金もガッポリ)が自分にとっても最高の幸せなら、自分だけではなく家族も幸せに出来ていいだろうなと思います。だからどちらが絶対的に裕福かというジャッジは無理な話のようですね(オイッ)。

単純に考えた比較

精神論でのジャッジは無理ですが、単純にいくつかの項目を比較することは可能です。例えば、土地の値段。田舎の方が交通の便が悪くなる分、圧倒的に地価は安くなりますね。家自体の建設費が同じであっても、普通の家でも多いと数千万円の差が出るかと思います。都内で建設する場合と同じ予算ならグレードの高い家が建てられますし、逆にお金が無くても比較的家を立て易いというわけです。ローンで月々返済する場合の負担も少なくて済みます。車の維持費(税金やガソリン代、メンテナンス料)は必要不可欠ではありますが、都内のように駐車場代に悩まされる心配はまずありません。
人生で一番高い買い物になることが多いマイホームの費用が安くできるということは、考えようによっては一番のメリットかもしれません。