ドラム式洗濯機への買い替え注意
「ドラム式洗濯機って外国の洗濯機みたいでかっこいいし、最近流行ってるみたい。」
こう僕に洗濯機の買い替えを提案してきたのは妻の方。我が家は従来の縦型ドラム式洗濯機なわけですが、特に使い難いとも感じたことがありませんし、壊れたわけでもありません。乾燥機も使わずに済んでいるので、今すぐ買い替える必要はないのですが、新居の完成と同時に新しい洗濯機を入れたい様子。とりあえずどんなドラム式洗濯機が欲しいのか聞いてみると「外国みたいな洗濯機がいい」と、かなり漠然としたイメージです・・・。詳しく聞いてみると、だいたいどんな洗濯機のことを言っているのか把握出来ました。結論から言うと、外国みたいではなく「外国の洗濯機」です(笑)。値段のことは置いておくとして、デザインにもうるさいくせに使い勝手重視な妻にそれを言うと「外国のは良くなさそうだから国産がいい」と予想通りの返事。なんでもIKEAのカタログにあるような、棚の中に洗濯機が収納されている感じにしたいらしい。日本のドラム式洗濯機は完全な箱形ではないし、背丈も高くて難しい。しかしそんな外国風に極めて近いドラム式洗濯機が実はあるんです。それは無印良品の洗濯機。無印の洗濯機は2種類あるのだが、そのうちの1つは非常にシンプルでオシャレなわけで、見た目も重視する若者の心を釘付けにしそうな香りがプンプンします。
ドラム式洗濯機の使い勝手への疑問
従来の縦型ドラム式洗濯機とは違い、少量の水で洗えたり、洗濯物が傷つき難いと宣伝しているドラム式洗濯機。また、靴など普通の洗濯機では洗えないような物の洗濯まで出来るといった隠し技も持っているし、節水を謳っているドラム式洗濯機もある。新機種ならではの新機能もふんだんに搭載されているので非常に魅力的に見えるのも事実です。
しかし、実際に使用者の声を聞いてみると意外な返事ばかり。汚れが落ちない、使い難い、音がうるさい、震動が凄い、乾燥で大量の水を使って不経済・・・等々。中には「縦型ドラム式洗濯機に買い替えたい」と話す人までいたほどだから、個人差のある感想としては現実的な使用感かもしれません。洗濯機を普段の生活で使っていると、音や振動に関しては意外と大きな問題ではないでしょうか。いつでも昼間に洗濯が出来るわけではないですし、マンションやアパートに住んでいれば常に気にして使う人もいるでしょう。
汚れ落ちの悪さや使い難さは、ななめドラムの登場でだいぶ改善されてきている様子。各メーカー角度を工夫するなど日々進化しているようですから、これから先はもっと良くなるように思います。
購入前に絶対確認すべきこと
家に届いてみてビックリ、うちの洗濯機スペースに置けないじゃん!なんてことが事実あるんです。
なぜかというと、ドラム式洗濯機は構造上どうしても大きくなりがちで、横幅も縦型ドラム式洗濯機より20〜50cmほど長くなっているのです。最近建った家(マンションなども)ですと、幅広いサイズに対応出来るよう広めのスペースが確保されているのですが、古い家だと狭いことが多いのです。
買ってから返品なんてことにならないように、購入前にはかならず洗濯機を置く場所のサイズを確認しましょうね。