ペットの探偵
浮気調査、素行調査に尾行などなど、自分で出来ない極秘調査をお願い出来るのが探偵さん。
探偵といえば一匹狼タイプの渋くてクールな男性で、服装は黒ずくめでサングラス必須・・・なんてイメージ持ってたら年代がバレてしまいそうそうですね。まぁ、ペーパー夫婦のような格好では目立ってしょうがないでしょうけど、逆に「いかにも探偵風」な格好でも目立つでしょうね(最近こんな格好の探偵を演じるのはコメディくらいかもしれません)。
ペットの探偵とは
人間相手の探偵なら浮気調査も多いでしょうけど、ペットの浮気調査なんて依頼は皆無なはず。尾行しようものならシッポを振って寄ってきちゃうのがオチですね。雌犬が雄犬の浮気調査を依頼するなら理解出来ますけど・・・。
ペットの探偵といえば、ほとんどが行方不明になった犬や猫などのペットを探して欲しいという依頼です。
ペットを我が子のように愛する飼い主としては、数時間戻ってこないだけでも心配ですし、交通量の多い地域では交通事故も心配の種です。「とりあえず明日の朝まで待ってみよう・・・」と眠れない夜を過ごす飼い主ですが、いつもなら朝ご飯に飛んでくるペットが戻ってこないとなると、もう気分は絶望的の一途です。誰かに連れていかれたんじゃないか、うちの子は可愛いから転売目的かも、迷子になって路頭に迷っているのかも、、もう飼い主の頭の中は不安と絶望でいっぱいになることでしょう。とりあえず家族全員で家の周りや近所一帯を手分けして探すでしょうが、その程度で見つるのであればラッキーです。保健所に保護されている可能性もありますから、恐る恐る確認の電話をする方もいるでしょう(なんか怖いんですよね、電話するの)。
2日ほど探し回ったあげく、もうお手上げ状態な上に心配もマックスに達した段階で、プロに依頼しようと考えるのかもしれません。そこで登場するのが「ペット探します」の探偵さん。豊富な経験と知識でいなくなったペットを探してくれるのです。もちろんそれなりの依頼料がかかりますし、100%見つかるという保証はありません(お金も戻りません)。自分では出来ないような探し方(ポスター貼ったり、近所に聞き回ったり)をしてくれるので、サービスに対する対価としては妥当なのかもしれませんね。
昔から「猫は死ぬ直前に姿を消す」と言われていましたので、我が家の猫3匹もいずれそんな日がくるのか・・・と死に立ち会えない寂しさを感じていたのですが、うちの猫はそんな言い伝えよりも暖かいベッドの上を選んであの世に行きましたね。今時の犬や猫にとっても、家族と最後まで一緒にいることを優先するのかもしれません。
いなくなる真意はペット自身に聞いてみないと分からないことですが、探して欲しいと思っているかもしれないと考えると、何もせずにただ待つことは飼い主にとっては地獄ですね。