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ペット狩り?ペット盗難の危険

ペット狩り??そんな言葉聞いたことないですよね。
実は「ペット狩り」とは、人気ゲーム「ファイナルファンタジー11」で出てくる用語なんです。
どういうことかと言いますと・・・自分の操るキャラクターが、ペットを連れている敵からこっそりペットを連れ去ることなんです。もちろん食べるためではなく、しかも自分のペットにするわけでもありません。さすがゲームですから、そのペットと戦って経験値を稼ぐ行為なんですね。まぁ、ペットといってもFF11に出てくるペットは犬や猫のように可愛いわけではありませんから、マニアの方々にとっては経験値アップのためのオイシイ餌ってことなんでしょう。

そんなゲームの世界のモンスターの誘拐(しかも戦って負ければ終わりですが)なら良いのですが、現実でも同じようなペットの誘拐が存在するのです。誘拐といっても身代金を要求するのが目的じゃありませんので、一度誘拐されてしまったら最後、もう愛するペットと再会することは難しいでしょう。なぜならそれが、ペットの盗難事件だからです。つまり目的はペットである犬や猫(ほとんど犬)なわけです。どうして犬をわざわざ誘拐(盗難)するのでしょうか?幸いにも、雑種などは誘拐の心配はありませんのでご安心ください。危険なのは血統書付きの犬や、非常に人気の高い犬たちです。こういった犬たちは、非常に高値で売られていますよね。つまり盗難してしまえばタダで転売できちゃいますし、さらに子供を増やして売ることも可能です。車のように車体ナンバーがあるわけでもありませんから、誰かに転売されても分からないのです。もちろん近所で転売なんてしないでしょうが、運良く出会ったとしても、それが自分の飼っていたペットであることを証明するのは非常に難しいのです。ペットが喋れれば簡単なんですけどね。。

血統書付きの犬や人気の小型犬など、ほとんどの方が室内で飼われているかと思います。空き巣に入って貴重品と一緒に連れ去られる可能性もあるわけです。また、スーパーなどでペットを店先につないで買い物に行く飼い主も多いかと思いますが、窃盗犯にとっては格好の餌食となってしまうでしょう。
車の中で待たせるのも完全に安全なわけではありません。日本は何にしても危険意識の薄い国ですから、悪さをする側からすれば非常に簡単なことなのです。小型のペットほど自分だけで危険を回避出来ないことも多いですから、はやり飼い主が日々目を配らせる必要があるのかもしれませんね。