犬や猫に多いペットの肥満
世の中には色々な趣向の方がいらっしゃいますから、「筋肉ムキムキの男性がタイプ」って方もいれば、「ビジュアル系で色白な人が好み」って場合もありますよね。中には「太った人と結婚したい」なんて有難い意見を持った女性もいるわけです。プニプニした体が可愛く感じたり、ご飯をたくさん食べるところが料理のし甲斐があって良いなんていうきちんとした?理由があるそうで、決して「肥満が原因で早く逝っちゃいそうだから・・・」なんていう保険金目当てではないのです。
とはいえ、人間では肥満体形を好む人は少ないかもしれませんが、ペットだったらどうでしょう?ぽっちゃりした体系を可愛いとしか思わないのではないでしょうか?
犬や猫に肥満が多そうな理由を考えてみましょう。もちろん飼われている犬や猫ですよ。野生で肥満気味な動物ってそうそうみないんじゃないでしょうか・・・パンダは肥満じゃないでしょうしね。
あなたの可愛い犬や猫が太る理由、それは非常に簡単です。飼い主が甘いからです。スピードワゴンが居たら「あま〜い!」と言われそうなほどアマアマなはずです。子供を育てた方はどうでしょうか?そんなに甘やかしましたか?
ペットの犬や猫が食べ物をねだった時、最初のうちは与えなかったはずなのに、ついには負けて与えてしまう・・・なんてことがないでしょうか。動物も色々な性格がいますから、我が家の猫のようにお腹がいっぱいになると食べ物に一切興味を持たないペットも多いかと思いますが、中には旺盛な食欲の持ち主もいるわけです。その欲望を飼い主が簡単に満たさせてしまうことこそが、肥満の始まりなのではないでしょうか。
人間同様、一日に必要な摂取カロリーがそれぞれの種類ごとにあるわけです。それを上回るカロリーの食事を与え続けますと、人間同様どんどん脂肪が付いてしまうのです。犬や猫はお腹の脂肪なんて気にしませんから、飼い主が許す限り食べてしまうのです。また危険なことに、太れば太るほど運動しないようになり、動物本来の運動能力すら失ってしまうのです。
「うちの子だけなんでこんなに太っているのかしら?」と思うのでしたら、まずは一度普段の行動について考えてみると良いでしょう。どれだけの食事量が我が家のペットには必要なのかが分からない場合もあると思いますので、そんな時は近所の動物病院などに相談してみてはいかがでしょうか。まずは現在の肥満度や、具体的な必要な食事量までアドバイスしてくれるはずです。来院する前にそういった相談が出来るか確認するのも良いかもしれませんね。
肥満はペットだけが原因ではないということを理解しまして、適度な食事量と運動を心がけることが大切ですね。飼い主も一緒に頑張る気持ちで臨みましょう!