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悪徳ペット葬儀会社に引っかからない心得

山中に100匹以上の犬の死骸が捨てられていた事件、、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。正直ニュースで耳にしたとき、非常に落胆しました。愛犬家として許しがたい話ではないでしょうか。犯人は逮捕されていないので真実は定かではありませんが、ペット葬儀業者による不法投棄ではないかと考えられています。

犬も人間と同じように最後を迎える時がくるわけで、そういった時の火葬や埋葬を請け負ってくれるのがそうした業者です。家族を突然失った時というのは冷静ではなかなかいられないもので、いざという時に心強く感じる存在なのも事実です。しかしペットということを利用して、常識では考えられない悪質な業者が存在するのも事実のようです。現在の日本では、ペットはあくまで飼い主の「所有物」でしかないのです。だから人間のように死んだ時も「死亡届」なんて必要ありませんし、もちろん昔のように自宅の庭に埋葬することだってなんら問題ないのです。
本来であれば、ペットの葬儀会社は依頼を受けたら火葬します。個別火葬でちゃんと遺骨を受け取れるのであれば問題ないでしょう。しかし集団火葬といった複数体まとめて火葬する場合だと、遺骨は判別が出来ないわけです。そういったところに目を付けた悪徳業者は、依頼を受けたものの火葬はせずに不法投棄するわけです。そうすれば火葬にかかる費用を削減できますから。

こういった悪徳業者を取り締まれる社会になることが一番ですが、現状すぐにそうなることはないのですから、はやり飼い主がしっかり見極める必要があるのではないでしょうか。ではどうやって悪質なのか、そうではない良心的な会社なのかを見極めればよいのでしょうか?悪質な業者の中には、こうした不法投棄をするばかりではないようです。中には料金が都度発生したり(骨壷○円、遺骨持ち帰り○円・・・など)、あらかじめ料金が不鮮明であったり、きちんと説明をうけない場合はまずNGでしょう。
一番よいのは知人からの口コミですが、難しい場合はやっぱり飼い主自身が判断するしかないですね。HPの内容やパンフレットなどをチェックして、料金についてや注意事項など細かいところまでチェックしましょう。

大事な家族を亡くしただけでも悲しい時に、こんなトラブルに巻き込まれたらたまりません。支えてくれる家族がいればよいですが、一人暮らしの高齢者などは特に注意してほしいものです。悪質な業者であればそういったところにも漬け込んでくるかもしれません。いずれ訪れる時のために、あらかじめ業者を決めておくと安心ですね。