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犬の老化のサイン

人間と同じように、犬や猫も確実に年老いていきます。残念ながら、先に天国に行くのもペットの方になるわけですから、元気いっぱいの時代から寝たきりになる老後まで、ペットの一生を見届けるのが飼い主なのです。
子供のころから一緒に生活しているわけですから、ペットの変化は手に取るように分かるはずです。とはいえ、逆に毎日一緒にいるせいで、ちょっとした変化に気が付き難い場合もあるでしょう。よくよく考えてみると・・・なんて、老化のサインを普段の生活の変化から思い出して気がつくかもしれません。人間も年を取ってくると、色々な変化が出ますよね。犬や猫も同じです。まず分かりやすいのは外見の変化でしょうか。毛艶が若い時に比べてゴワゴワしてきますし、顔には白髪が生えてきます。犬種や毛の色によっては分かりにくいかもしれませんが、我が家のフレンチブルドッグは毛が黒いため、顔一面に生えてきた白い白髪は一目瞭然です(笑)。これも犬種によりますが、顔や体型にも変化が出てきます。フレンチブルドッグのような犬種だと、顔のたるみが如実に感じ取れるのです。若々しい健康的な張りのある筋肉から、ちょっと元気のない筋肉になってきたように感じるのではないでしょうか。人間と同じですね、年を取ってきて運動量が減れば筋肉も自然と減ってしまいます。日々の運動をかかさなければ、ある程度の筋肉を維持できるのかもしれません。

外見同様に、動きにも変化が出てくるでしょう。例えばおもちゃで遊ばなくなったとか、以前のように一人で走り回らなくなったなどです。散歩に行ってもあまり引っ張らなくなったり、ゆっくり歩くようになるでしょう。休憩を入れながら散歩する老犬を良く見かけますよね。なんとも人間と一緒ですよね。猫の場合だと、高いところに登れなくなったのをすごく感じました。昔は食器棚の上にだって平気でジャンプしていた猫が、今ではソファに上るのが限界・・・だんだんそうなっていったのです。犬でも猫でも睡眠時間が長くなったように感じます。もちろん、若い時からいっつも寝ていたわけですが、それでもなんとなく寝ていて動かなくなる時間が多くなってきたのを感じました。

老化と言っても、人間でも30〜40代で感じる老化現象と同じで、ペットも少しずつ変化しているはずです。すぐに年を取って動かなくなってしまうわけではありませんし、日々の生活でも随分老化の現れ方は違うと思います。歩くのが遅くなったから散歩に行かなくなるのではなく、ゆっくり歩いて距離を少し減らすだけで散歩は十分毎日いけるはずです。動かなくなって筋肉が衰えてしまうと、どんどん老化していくように感じますので、日々の運動と適切な食事は飼い主が責任を持って管理してあげた方がよいですね。